エンドレス・ストーリー2
桐花<気のせい、かしら―――?>




健斗<何が?>





桐花<音がしたのよ>




健斗<音?>




僕は耳を澄ませる。





そして、




ドン!




シンプルな落下音が響いた。





すなわち、モノ、もしくは、人が落ちた音、





上空から――――――






健斗<桐花ちゃん、どこかわかったよ>







桐花<なら、行きましょう>





僕と桐花ちゃんは忙しいで、向かう。





そこは――――――桐生院の森林だった。




桐花<森林だわ>






健斗<匂うね>




桐花<そうよね>




僕らが何かを探す。





その時だった。



桐花<あ――――――――――――!>






桐花ちゃんは絶句した。






健斗<桐花ちゃん?>





桐花<見て!>





桐花ちゃんは指を指した。






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