エンドレス・ストーリー2
女、少女の声だ。



<わかりますのね>




ハヤテ<そろそろ姿を現せ>




<いいでしょう!>





嵐の中で、光が見えた。



そして、



肩までの金髪に、淡いワンピースの少女が現れた。



少女、否――――――



ハヤテ<神獸か?>



<あら、カンが鋭敏になってますね、生神>




ハヤテ<―――――――――――――――!>




ハヤテは絶句した。




ハヤテ<俺のことを?>




<えぇ、生神。そして、次世代の伸よ>




ハヤテ<は?>




ハヤテは理解できなかった。




<ペラペラと言い過ぎたのです>




ハヤテ<俺はハヤテ。お前は?>





<玉藻の前、と申します>






エリ<ハヤテくんの気配がするよ>




桐花<戦ってるの?>




麗<力強い魔力が感じられます>



健斗<誰かいるよ!>
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