花と緋色
少女が森の奥の大きな花に寄り添い、寝ている。

彼女、“シエリア”もその一人だ。

植物からエネルギーを貰って生きている。
彼女は血を吸えない訳ではなさそうだが、血の味を知らずに生きている。

この花は、“微笑花”といい、此処周辺に咲く花だ。
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