もしも…
結愛がそこにいて…

辺りを見渡していて…


物音に…

驚いたように振り返り…


『なお…』
って

泣きそうな顔してきた…

俺は
『未来で会えるなんて…まだ信じられないけど…
夢じゃないよな!?』
そしたら
結愛が
ふんわり笑って

うんうんって首を縦にふった

フッと俺は、
疑問が生まれ…

『てか、12年俺は、どう過ごしたんだ…
何もしてないのに…ここに来て
今をどう生きたらいんだろうな?』

そんな俺に
『そうだよね…
私はたぶん…美容師になってるだろうけど…直人は、地元で働いていたんだもんね…どうなんだろう!?てか、私だってどう過ごしていたのかわからないや…
本当に美容師になってるかも…わからないよ…』

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