もしも…
母さんは藍斗と琴美が生まれてからは忙しそうで、私たちはより2人での時間は多くなった…

でも、直人と一緒なら寂しくなくて
私たちは二人で家の回りの探検をよくしていた…

小さい路地まで知らないとこはなかった♪

よく行ったのがアノ夢のなかに出てきた野原…
家から目とはなの先にある
あそこは春になると白つめぐさと三葉で咲き誇った…

よくあそこで、二人で花冠を作って遊んだなぁ…

うのアノ夢に出てきたのは私たちが五歳の時の光景だった…


私たちはお互い男女の区別がつかない頃から一緒にいたから…

いつから男女の好きに変わったのか定かではないがあの頃からお互いに将来も当たり前にお互いが隣にいるんだと思っていたんだろう…
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