もしも…

直人side(現代&異空間)


直人side(現代&異空間)

俺は30才担ってもいまだに過去の恋愛初恋を引きずっていた…

あいつを忘れたくて何人もの女を抱いた…

でも、心は正直で…抱けば抱くほどあいつを求める俺がいたんだ…

俺は高校を卒業後

地元の車整備工場で働きだした…

アイツは成人式にも帰ってこなかった…

母さんからたまに
『結愛ちゃん美容師さんになってバリバリ働いてるんだって♪
まとまった休みがとれなくてなかなか家に帰れないらしいわよー!大変ねー!美容師さんって…』
なんて聞かされて…

俺はあいつの話をどうして聞いてやらなかったのか…いまだに後悔していた…

ただ、救いなのは…
結婚したとか彼氏ができたと言う話を聞かないことだ…

でも、アイツはけっこうモテるんだ…

可愛い系で、スタイルはそこそこ…
俺の彼女だなんて信じられないくらいに可愛いやつだった…

そんなある日俺は仕事の残業で、遅くなり…

疲れがたまっていたから、ゆっくり湯船に浸かった…

目をつぶっていたらそのまま夢を見た…
幼い俺とアイツは野原で、草冠を作っていた…

昔の思い出が…

はじめて口にしたあいつへの想い…

ずっーと一緒にいるんだとこの時は思っていたんだよなそのあとも…あの時迄は…

急に目も開けられないほどの強い光に包まれ…
次に目を開けると結愛が …

そして目が覚めた…
普通に上がり変な夢だったと思って思っていたけど…

部屋に帰ると…学生時代の俺の部屋になっていて…

カレンダーを見ると…
高3の8月だとわかった…
次の日のとこにテストって書いてあって…
俺はとりあえず勉強した…
そして眠りについた…

ここが過去だと理解するのに時間はかからなかった…

次の日のあさ
懐かしいあいつの声で玄関を出た

久々に会えて舞い上がる気持ちを押さえるのに必死だったんだ…

つい思わず
久しぶり的な事口走っちまって…
すかさず話題を変えたんだ…

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