もしも…
この手紙で

俺と結愛がどんな関係だったのか築いた…

ただの幼馴染みじゃない…

二人は思いあっていたんだ…


でも、そんなこと一言も言わなかった結愛

きっと言えなかったんだ…

忘れられて…きっと辛くて…




コンコン
って




中にはいって来たのは…

唯ちゃんだった…

『おはよう!!直くん!!
ごめんね早くに…』

俺は
『別に大丈夫』
っていった、

そしたら笑顔になって
『よかった!!
迷惑だったらどうしようかと思った…』
って
手土産にミルクティーを持ってきていた…

今結愛が買いに行ってるのに…
てか
昨日あい挨拶程度だったのに
今日はマシンがんトークだ…

唯ちゃんが来て一時間ぐらいたった…

一向に帰ってくる気配がない…

唯ちゃんの話半分も耳に入らず…結愛が気になって仕方なかった…


何となく理解できた内容は

ゆいちゃんはこの市の隣の市にすんでいて…あの日は友達との待ち合わせでの道を通ったということ…

同じ年つまり高三

確か…運命だとかいっていたけど、上の空で適当にそうだなって言った…

目を輝かせて
『やっぱりー♪そう思うでしょ♪
私好きになっちゃった♪』

俺は
『はぁっ?何いってんの!?俺はそういう風に思ってないよ…ごめん』

って真剣に言った…

なぜかテンションが下がったゆいちゃんは…

明日も来るといい帰っていった



俺も病室から出て結愛を探すことにした

病室から出て直ぐにとのとこに

レモンティーがあるのに気がついた…

直ぐにわかった…

きっと結愛だ…

でも、俺は結愛のことを何も知らなくて…どこにいるのか見当がつかなかった…



< 58 / 120 >

この作品をシェア

pagetop