もしも…
30分ぐらいして帰ってきた彼は
大きな紙袋を私に渡してきた…
下着に服の…


涙がでた…

ありがたくて…


私は後ろを向き
着替えた…


振り返り頭を深く下げた

彼は
『よかった…似合ってた!!』

私のために選んでくれたのが伝わりありがたくて…

また泣いた


私は彼に
何でか声が出ないので
これでお礼を
ありがとうございます

服のお金は必ず返しますから
とかいた画面をみせた…

すると彼は驚いて
『ごめんな!!
きっと精神的なダメージ大きかったんだ…ほんとに謝っても許されないな』

私はまた文字を打った
大丈夫です!


このことは内緒に!!
私は忘れます…
大切な人を傷つけたくないから

それに

あなたに少し救われたから…

って
画面を見た

彼は突然私を抱き寄せて
切ない声で
『何でだよ…
辛かったら泣け!!俺が聞いてやるから
我慢なんてするなよ
心がいたかっただろ
自分を犠牲にして我慢なんてするなよ…』
って

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