もしも…
直人は自転車を押して歩き出した…

私はその隣を自転車を押して歩いた、

私が口を開き
『直はさぁー頭いんだから、大学とか考えないの!?』
私の方をちらっと見た直人は…
『俺正直わかんねー…
勉強が、出来るのと
好きなのとは別だろ…
正直勉強好きか嫌いで言えば嫌いだから…』
って

私は直人をみて微笑んで
『直とこうやってちゃんとした話するのはじめてかもね…
何かうれしい…
まだ、色々決まるまで時間はあるから夏休み終わるまで考えてみたら?』
って言った

直人は小さく不満そうに頷いた…



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