もしも…
直人は、顔を歪めて
『なに勝手に決めてんだよ…
俺は結愛のそばにいるし
お前が辛いなら俺が辛くなくしてやるよ!!お前が笑うから俺は笑うんだぞ頼俺から離れるとか言わないでくれよ…』

私は


ありがとう…
でもね
これは30の私の言葉

直がこの先結愛を抱く度に思い出すよ…
結愛はその度に自分を攻めてしまう…

汚れてしまったことは…

頭で理解できても心は…そうじゃない…
二人ともその事をいつまでも引きずるよ…

だから私…直への気持ち閉じ込めるよ!!

12年間できたから
きっと出来るよ…
大丈夫!


って打って

涙でぼろぼろで…
唇を噛み締めた…

直人は、
それを見て

『俺は結愛を汚れてるなんて思わない…

何でそんなこと言うんだよ

結愛は結愛だろ

俺はお前なしの12年間は、もう過ごさない!!
結愛にも過ごさせない!!』

っていって
力強く私を抱き寄せた…

でもいつもと違うことが起きた…
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