大好き大好き
やっぱり男の子の部屋だなぁ…

家具もシンプルだし、

凄く男の子の匂いがするもん……

「あ~~俺の部屋入っちゃた?」

「え?うん。」

「あ…兄貴、風呂入っていいから」

「じゃあ入ってきます♪♪」

那依斗くんがお風呂に行った。

「邪魔者は消えたか……」

「へ?」

「いやぁ?それよりメイド服

楽しみにしてるから……

あと、兄貴に襲われるなよ?」

「しっしってるもん!!しかも

那依斗くんはそんな人ではありません」

「はいはい。」

「はいはいっかいだぁ!!」

「つかさ、そういってられるのも

時間の問題だぞぉ?」

「ふぇ?」

「じゃぁ目つぶって?」

「え?うん?」

私は目をつぶった……

チュッ……

私の唇に生暖かい感触があった

カァァァ………

一瞬に体全身が赤くなった。

「キスした?」

「ああ……」

「わ…私のファーストキス!!」

「知ってる…俺もだし……」

「じゃ……なんで?」

頭がクラクラする……

状況が理解できない……

私は登茜のキスは嫌じゃないけど……

登茜は嫌じゃないの?

「だから……俺は……

「ただいま~~~~~♪♪」

「「……………」」

「あれ?もしかして邪魔しちゃた?」
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