君さえいれば
「じゃあどうして遠野を呼んだの?遠野が好きなら『危険だから』じゃなくて『3組の子が呼んでたよ』だけで良かったのに」
「・・・ごめんなさい。私、美月のことどうしても・・・裏切りたくなかったの。美月が私を信用してないのもわかってた。でも、美月と過ごしているうちに本当の友達になりたいと思った。遠野くんといる美月を邪魔したくないって思った。でも、私何も出来なくて、だからせめて最後だけはって思ったのに・・・間に合わなかった」
律夏は嗚咽を漏らしながら泣いた。律夏が嘘を言ってるようには思えない。
きっと脅されたんだ。だとすると次は確実に律夏が狙われる。
「ねえ、律夏。あたし、遠野を呼んでくれて嬉しかったよ。最初は遠野にだけは見られたくなかったって思ったけど遠野だからあんな風に帳消しにしてくれたんだって。だから遠野を呼んでくれてありがとうね」
「・・・美月、ごめん。ごめんね」
「・・・ごめんなさい。私、美月のことどうしても・・・裏切りたくなかったの。美月が私を信用してないのもわかってた。でも、美月と過ごしているうちに本当の友達になりたいと思った。遠野くんといる美月を邪魔したくないって思った。でも、私何も出来なくて、だからせめて最後だけはって思ったのに・・・間に合わなかった」
律夏は嗚咽を漏らしながら泣いた。律夏が嘘を言ってるようには思えない。
きっと脅されたんだ。だとすると次は確実に律夏が狙われる。
「ねえ、律夏。あたし、遠野を呼んでくれて嬉しかったよ。最初は遠野にだけは見られたくなかったって思ったけど遠野だからあんな風に帳消しにしてくれたんだって。だから遠野を呼んでくれてありがとうね」
「・・・美月、ごめん。ごめんね」