君さえいれば
「遠間、あのさ・・・」
「うん、いいよ。遠野が決めたんならあたしは何も言わない。頑張れ」
「お前、気づいてたのか?」
「そりゃ、そうだよ。3年間ずっと一番近くにいたんだよ。気づかないわけないじゃん」
「そっか。まさか話す前に気づかれてたなんて思いもしなかったな」
「好きな人ができたんでしょ?」
「俺が東京に行くこと」
「「はぁ?」」
「えっ?東京?」
「なんだよ、好きな人って?俺は東京に行くって言いたかったんだよ。向こうの大学受けるって」
「うん、いいよ。遠野が決めたんならあたしは何も言わない。頑張れ」
「お前、気づいてたのか?」
「そりゃ、そうだよ。3年間ずっと一番近くにいたんだよ。気づかないわけないじゃん」
「そっか。まさか話す前に気づかれてたなんて思いもしなかったな」
「好きな人ができたんでしょ?」
「俺が東京に行くこと」
「「はぁ?」」
「えっ?東京?」
「なんだよ、好きな人って?俺は東京に行くって言いたかったんだよ。向こうの大学受けるって」