君さえいれば
「遅くなったけど卒業式の後の2人の大事な大切な約束果たしてきてよ。行かないなんて言わせない。今更なんて言わせない。もっと早く気づいてあげたかった。遅くなってごめんね、美月」




「律夏!!」




「早く行ってあげて。遠野くん美月に会いたくて気が狂いそうだよ」




律夏、律夏本当にありがとう。遠野ごめんね。あたしのために泣いてくれてありがとう。



もし、まだ間に合うのなら今度はちゃんと伝えたい。遠野のことが好きだって。
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