秘密戦隊とホームレス宇宙人
「昨日ウチに来たんです。久しぶりに…」
「昨日来た?群馬の実家にですか?」
桃子さんはその話に食いつく。
「はい…。ウチを出て、小学校の同級生と飲みに行くと言ってました」
「じゃあ、もういないんですか?」
「はい…うちにはいません。群馬にいるのか、埼玉に帰ったのか…」
「今から、そちらにお邪魔してもよろしいですか?」
「え?」
受話器の声も戸惑っていたが、俺達だって戸惑った。
桃子さん、行く気なのか?
「構いませんけど……」
「じゃあ、すいませんが少しお邪魔させて下さい。3時間程で着くと思いますんで…」
電話を切ると、桃子さんは俺達にこう言った。
「前橋に行くわよ!」
「ま、マジで?」
「マジよ!こんなとこにいてもしょうがないでしょ。前橋にいるかもしれないんだから、そっちで念じたほうがまだマシよ。さ、支度して」
ピンク番長の命令に、俺達はすぐに支度を済ませ、電車に乗った。
「昨日来た?群馬の実家にですか?」
桃子さんはその話に食いつく。
「はい…。ウチを出て、小学校の同級生と飲みに行くと言ってました」
「じゃあ、もういないんですか?」
「はい…うちにはいません。群馬にいるのか、埼玉に帰ったのか…」
「今から、そちらにお邪魔してもよろしいですか?」
「え?」
受話器の声も戸惑っていたが、俺達だって戸惑った。
桃子さん、行く気なのか?
「構いませんけど……」
「じゃあ、すいませんが少しお邪魔させて下さい。3時間程で着くと思いますんで…」
電話を切ると、桃子さんは俺達にこう言った。
「前橋に行くわよ!」
「ま、マジで?」
「マジよ!こんなとこにいてもしょうがないでしょ。前橋にいるかもしれないんだから、そっちで念じたほうがまだマシよ。さ、支度して」
ピンク番長の命令に、俺達はすぐに支度を済ませ、電車に乗った。