秘密戦隊とホームレス宇宙人
もしかしたら帰ってこないんじゃないかって…母親の恵さんは、どこかで感じていたんだろう。
「自分探しの旅ですか…。男って、けっこうそういうの好きだから…なぁ?」
俺は涼平にそう振ると、
「そーですね…」
と返ってきた。
「でも、しきりにありがとうって言って、ちょっと淋しそうだった。自殺とか変なこと考えてなきゃいいんだけど…」
「自殺はしないですよ。あんなに明るい性格ですから!」
と、桃子さんがフォローした。
「でも、昨日の手紙に入ってた写真がね……いつもと違ったの」
そう言って恵さんが見せてくれた写真を見ると、見たこともない物体が写っていた。
「これは……?」
一瞬見ただけではさっぱりわからなかったが、よく見ると、何かに似ている。
「なんか、UFOに似てるのが写ってるでしょ?」
恵さんのその言葉の通りだった。
その写真には、森の中の空き地のような場所に、丸い宇宙船のような物体が写っていた。
「自分探しの旅ですか…。男って、けっこうそういうの好きだから…なぁ?」
俺は涼平にそう振ると、
「そーですね…」
と返ってきた。
「でも、しきりにありがとうって言って、ちょっと淋しそうだった。自殺とか変なこと考えてなきゃいいんだけど…」
「自殺はしないですよ。あんなに明るい性格ですから!」
と、桃子さんがフォローした。
「でも、昨日の手紙に入ってた写真がね……いつもと違ったの」
そう言って恵さんが見せてくれた写真を見ると、見たこともない物体が写っていた。
「これは……?」
一瞬見ただけではさっぱりわからなかったが、よく見ると、何かに似ている。
「なんか、UFOに似てるのが写ってるでしょ?」
恵さんのその言葉の通りだった。
その写真には、森の中の空き地のような場所に、丸い宇宙船のような物体が写っていた。