秘密戦隊とホームレス宇宙人
第2話 桃色な出会い
タクシーを降りた(?)先は、ちょうど昼の忌ま忌ましい路地を抜けた、レンタルビデオ店の前だった。
「ラッキー!すぐそこじゃん」
偶然にもタクシーのおかげですぐ側まで来れてたんだ。
怖い思いはしたけれど、早く目的地に着くことができた。
俺はリュックの中から紺バッグを出しながら、店内に入る。
返却BOXに入れてしまえば、俺の任務は終わりだ。
これを返して、今日はアダルトなビデオでも借りようかな……。
入れようと思ったその時、俺のベルトを持っている側の手が引っ張られた。
――すごい引力だ!
これは…タクシーに吸い寄せられたときと同じ…。
―ダメだ!踏ん張っても持ってかれる!
どんどんと店の奥へと引っ張られる。
そして…
俺の持っていたベルトは、一人の女の子の腰に巻きつく様にくっついた。
―ピタッ
黒髪ロングのストレートを後ろで束ねたその女性は、ピンクのシャツにデニム。腰の辺りには、ぴったりとくっついて巻き付いた俺の黒いベルトと……
お尻に触れる俺の両手。
ベルトを巻くようにして俺の両手は彼女の尻をわしづかみにしていた。
レンタルビデオの店内で。
「ラッキー!すぐそこじゃん」
偶然にもタクシーのおかげですぐ側まで来れてたんだ。
怖い思いはしたけれど、早く目的地に着くことができた。
俺はリュックの中から紺バッグを出しながら、店内に入る。
返却BOXに入れてしまえば、俺の任務は終わりだ。
これを返して、今日はアダルトなビデオでも借りようかな……。
入れようと思ったその時、俺のベルトを持っている側の手が引っ張られた。
――すごい引力だ!
これは…タクシーに吸い寄せられたときと同じ…。
―ダメだ!踏ん張っても持ってかれる!
どんどんと店の奥へと引っ張られる。
そして…
俺の持っていたベルトは、一人の女の子の腰に巻きつく様にくっついた。
―ピタッ
黒髪ロングのストレートを後ろで束ねたその女性は、ピンクのシャツにデニム。腰の辺りには、ぴったりとくっついて巻き付いた俺の黒いベルトと……
お尻に触れる俺の両手。
ベルトを巻くようにして俺の両手は彼女の尻をわしづかみにしていた。
レンタルビデオの店内で。