秘密戦隊とホームレス宇宙人
ハカセが立ち上がると、桃子さんがハカセにこう言った。
「鈴木を止めるのは…どうするの?」
「念じても来ないのだから、しょうがないだろう」
「敵に洗脳されちゃったらどうするのよ!?」
桃子さんは感情をむき出しにしていた。
それをなだめる様にハカセが声をかける。
「洗脳されても、大丈夫だ。クロザイルがレッドとパープル、両方のベルトを奪うだけだ。だから、クロザイルには頑張ってもらうしかない」
「……」
ハカセの言った言葉に、俺は答えたかったが、写真に釘付けになっていた。
ある物を見つけてしまったから。
「クロザイル…修行を始めようか」
写真が拡大されて見やすくなって、わかったんだ。
「クロちゃん?」
ハカセに言われたとおり、隠し事はいけない。
何でも話すんだ。俺達は“家族”だから。
「どうしたんですか?」
と、涼平が言った。
「写真を見てください!宇宙船の右端のほう!」
俺がそう言うと、3人は写真を食い入るように見る。
「鈴木を止めるのは…どうするの?」
「念じても来ないのだから、しょうがないだろう」
「敵に洗脳されちゃったらどうするのよ!?」
桃子さんは感情をむき出しにしていた。
それをなだめる様にハカセが声をかける。
「洗脳されても、大丈夫だ。クロザイルがレッドとパープル、両方のベルトを奪うだけだ。だから、クロザイルには頑張ってもらうしかない」
「……」
ハカセの言った言葉に、俺は答えたかったが、写真に釘付けになっていた。
ある物を見つけてしまったから。
「クロザイル…修行を始めようか」
写真が拡大されて見やすくなって、わかったんだ。
「クロちゃん?」
ハカセに言われたとおり、隠し事はいけない。
何でも話すんだ。俺達は“家族”だから。
「どうしたんですか?」
と、涼平が言った。
「写真を見てください!宇宙船の右端のほう!」
俺がそう言うと、3人は写真を食い入るように見る。