秘密戦隊とホームレス宇宙人
――半年前
ドレスの下にガウベルトを付けた桃子は、日に日に売り上げを伸ばし、あっという間にお店のトップになってしまった。
しかし、急速な売り上げの伸びで、トップにいた女性達からはいい目では見られなかった。
ナンバー1の座を桃子に譲ってしまったミリアは、お店の控え室で二人きりのときに、桃子にこう話しかけた。
「桃子ちゃん?なんか最近、売り上げの伸びがすごいみたいだけど、どんな手使ってんの?」
「どんな手って…何もしてないんですけどね」
桃子も強気に答える。
「あなた…腰が悪いみたいじゃん。どんなことして腰悪くしたの?」
「元々です」
「ふぅん。毎晩違う男と寝て、上で動くのが激しいから腰痛めたって噂が流れてるけど…?」
「誰がそんな噂を…?」
桃子の表情には驚きと怒りがこみ上げてくる。
「…さぁ?みんな言ってるよ」
「それ…あなたが流したんじゃないですか?」
桃子はミリアを睨んでそう言った。
「バカ言わないでよ!あんたなんかの悪い噂流したところであたしにメリットなんかないんだから」
「…」
ミリアが顔を近づけて、嫌味っぽく言う。
「枕してんでしょ?してるなら認めなさいよ。若くてキレイな今だけなんだから、身体だけで客が取れるのは…。みんなアンタの身体に飽きたらそのうち……」
―バシンッ
桃子は先輩のミリアに平手打ちをした。
「痛…何すんのよ!」
「あんただけじゃない…!愛さんも碧さんも…みんな私に冷たくなった。私が急に売れたからって……こんなんじゃ、やりづらくてしょうがないよ!…私…こんな店二度と来ません!」
桃子はそう言い放って、走って店を出て行った。
ドレスの下にガウベルトを付けた桃子は、日に日に売り上げを伸ばし、あっという間にお店のトップになってしまった。
しかし、急速な売り上げの伸びで、トップにいた女性達からはいい目では見られなかった。
ナンバー1の座を桃子に譲ってしまったミリアは、お店の控え室で二人きりのときに、桃子にこう話しかけた。
「桃子ちゃん?なんか最近、売り上げの伸びがすごいみたいだけど、どんな手使ってんの?」
「どんな手って…何もしてないんですけどね」
桃子も強気に答える。
「あなた…腰が悪いみたいじゃん。どんなことして腰悪くしたの?」
「元々です」
「ふぅん。毎晩違う男と寝て、上で動くのが激しいから腰痛めたって噂が流れてるけど…?」
「誰がそんな噂を…?」
桃子の表情には驚きと怒りがこみ上げてくる。
「…さぁ?みんな言ってるよ」
「それ…あなたが流したんじゃないですか?」
桃子はミリアを睨んでそう言った。
「バカ言わないでよ!あんたなんかの悪い噂流したところであたしにメリットなんかないんだから」
「…」
ミリアが顔を近づけて、嫌味っぽく言う。
「枕してんでしょ?してるなら認めなさいよ。若くてキレイな今だけなんだから、身体だけで客が取れるのは…。みんなアンタの身体に飽きたらそのうち……」
―バシンッ
桃子は先輩のミリアに平手打ちをした。
「痛…何すんのよ!」
「あんただけじゃない…!愛さんも碧さんも…みんな私に冷たくなった。私が急に売れたからって……こんなんじゃ、やりづらくてしょうがないよ!…私…こんな店二度と来ません!」
桃子はそう言い放って、走って店を出て行った。