秘密戦隊とホームレス宇宙人
桃子は初めは気付かなかったが、よく見るとそれは鈴木だった。
それは鈴木が昨日より日焼けしていて、黒人のように黒くなっていたのだ。
「いや、マジで俺の手から出るパワーで日焼けするから!タンニングいらず!日サロの代わりになるって。俺、全部自分で焼いたからね」
そう言った鈴木の前には、女子高生が二人。
「絶対うそだよ~。出るわけないじゃん」
「日サロ超通ったんでしょ~?」
「いや、マジだって。じゃあさ、ケータイの赤外線で何か送って。俺、ケータイ持たずに手で受信できちゃうから」
「えー、お兄さん手品師か何かですか?」
鈴木は女子高生に笑われていた。
「いや、ちげぇ……」
鈴木の肩にデコレーションされたネイルの手が乗っかり、鈴木は後ろに引っ張られた。
引っ張られた鈴木が振り向くと、桃子がいた。
「へっ?」
「何してんの?鈴木クン」
桃子はそう言って、微笑んだ。
「え?桃子さん!?なんでここに!?あ…JK!…行っちゃった」
鈴木は去って行った女子高生を目で追っていた。
「抜けられない用事って…ナンパ?」
桃子にそう言われ、鈴木は焦った。
「いや…その…あの…タンニング…を」
「ちょっと大事な話があって来たの!偶然会えてよかった」
「…は、はい」
鈴木は桃子とハカセに連れて行かれ、ベルトの秘密を知るのだった。
それは鈴木が昨日より日焼けしていて、黒人のように黒くなっていたのだ。
「いや、マジで俺の手から出るパワーで日焼けするから!タンニングいらず!日サロの代わりになるって。俺、全部自分で焼いたからね」
そう言った鈴木の前には、女子高生が二人。
「絶対うそだよ~。出るわけないじゃん」
「日サロ超通ったんでしょ~?」
「いや、マジだって。じゃあさ、ケータイの赤外線で何か送って。俺、ケータイ持たずに手で受信できちゃうから」
「えー、お兄さん手品師か何かですか?」
鈴木は女子高生に笑われていた。
「いや、ちげぇ……」
鈴木の肩にデコレーションされたネイルの手が乗っかり、鈴木は後ろに引っ張られた。
引っ張られた鈴木が振り向くと、桃子がいた。
「へっ?」
「何してんの?鈴木クン」
桃子はそう言って、微笑んだ。
「え?桃子さん!?なんでここに!?あ…JK!…行っちゃった」
鈴木は去って行った女子高生を目で追っていた。
「抜けられない用事って…ナンパ?」
桃子にそう言われ、鈴木は焦った。
「いや…その…あの…タンニング…を」
「ちょっと大事な話があって来たの!偶然会えてよかった」
「…は、はい」
鈴木は桃子とハカセに連れて行かれ、ベルトの秘密を知るのだった。