白薔薇と黒薔薇
だから彼らを助けたいーーー。
それだけが私の願い。
魔法を無くしてしまうという決断は
私達だけでしてはいけないもの。
王様も五帝の人々も
そして反乱を起こした人々
彼らが悩み、決断するものなんだと思う
本当に本当に魔法がいらないと思うなら
その時に考えて欲しい。
ただ今は、
まだ魔法は無くしてはいけない。
魔法がなくたって生きていける。
そう考える人々もいるでしょう。
革命を起こした彼ら
だけど、失って混乱する人々だっている
全く無くなってしまったら、
また世界が壊れ始めた時、
止める事が出来なくなってしまう。
「私は………」