秘密のお仕事
そうこうしているうちに現場についてしまった。

「じゃあ監督に挨拶してくるから葵は着替えてて!」

そう言って車から降りて行く。

私は急いでさらしを巻き、帽子を被り、輝が用意した男装の服に着替えた。そして輝が呼びにくるのを待ってる間お気に入りの猫の画像に見とれていた。

コンコンッ

ノックされた窓をみると見知らぬ男性。

(誰?)

少し開けるのに戸惑ったが目があったので窓を開けた。
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