繋がっていた赤い糸
お互いの道
side 好海
愛ちゃんがバスケ部に入ってくれて1ヶ月、もうすぐあたしと寛人1年だ!
「おい、なにニヤけてんの?」
部活中もこうやって話してくれる。
普通はこういうの嫌なんじゃないかな?って思ってた。
友だちと一緒にいたいんじゃないの?って。
けど、寛人は違う。
『好海といたいから、俺はずっと。』
そう言っていつもそばに居てくれる。
ほんと、あたしの中の一部でもある。