君が見た秋の空
小学校6年になると修学旅行があり班分けが行われる。



転校間もない時の野外活動と違って、義之にも沢山の友達が出来ていた。



必然と仲の良い友達と班を組む。



----ここからが運命の別れ道だ!----



先ず男子と女子に別れて班分けを行う。


次に、男子と女子の班が一緒になり、一つの班を形成する。



勿論、義之は響子がいる女子の班と一緒になりたかった。



幸か不幸か…



響子の班に、クラスのマドンナ的存在の高本さんがいる。



彼女の事を好きな男子は多い。



うちの班にも一人いた…



コレを利用して先導する。



運良くライバル達を出し抜き義之の希望は叶った。



同じ班になった!!
喜びと期待で胸が躍る。



ー数日後ー


義之は、友達からよく恋の相談や悩みを相談される聞き上手であった。



当然、こういう行事等は、仲を深めるチャンスなので、色々相談されていた。
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