君が見た秋の空
イタズラ書きするのは響子しかいない!



そう確信した義之は、ニヤケまくって勉強に手がつかない。



一夜明け


冷静になった義之


単にからかわれているだけだろ?



と、思いつつもやはり響子の真意が気になり始める。




イタズラ書きしたのは間違いなく響子だから、義之の反応を伺うはず。



その時が、真意を確かめるチャンスだ!



色んな事を想像し妄想しドキドキしながら待つ義之




授業が始まり



イタズラ書きされていたページが近づいてくる。


自然と鼓動が速くなる。



義之の作戦では、このイタズラ書きは、今日初めて見て驚く演技が必要だった。




そして、運命のページがくる・・
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