君が見た秋の空
楽しい行事は終わり、普通の学校生活がまた始まる。


しかし、なにやら周囲の様子がおかしい事に気づく。


……
………



明らかに視線を感じるようになった。



それも、女子からの視線。



惚れられている?いや違うだろう…



義之は、格段イケメンでもなければ、運動神経が秀でているわけでもなく、頭脳明晰でもない。


モテる要素など無い。


1人ぐらいなら分かるが明らかに複数の視線を感じる。


だから、異性からの視線が来るのが理解できなかった。




だが、そんな疑問も日が経つにつれ義之は理解し始める。




視線は、義之を軽蔑する視線だった。



次第に、机を離して置くなど、行動にも出るようになった事で、視線の意味を理解した義之。



ほぼ、クラス全員の女子からの冷たい視線と義之を軽蔑する行動に、原因がわからない義之は戸惑った。
< 6 / 100 >

この作品をシェア

pagetop