人生終了ゲーム センタクシテクダサイ
ほとんど話したことが無かったけど
その優しい表情に、私も喜んで受け入れた。
やっぱり、隣に誰かがいるというだけで
安心感がある。
「どう思う?このゲーム」
冷静な小木さんはこんな時でも
ゲームの事を聞いてくる。
「もう、やめたい。
正直いつ死ぬのか怖くて仕方無い。」
「そうだよね……」
そんな会話を繰り返していると
「ゲームヲカイシシマス」
機械はまた、そう言った。
あとゲームは何回やることになるんだろう。