人生終了ゲーム センタクシテクダサイ
「シテイバショにイドウシテクダサイ」
機械がそう言い、名前が出されたクラスメ―トは戸惑いながら
自分の指定された場所に行くとそれぞれ
【A】、【B】【センタク者】
と書かれたイスに座った。
すると、その瞬間
「わっ、何だこれ!」
イスについていたベルトが締まり、3人はイスから離れることが出来なくなった。
「拘束して逃げられないようにするためか……」
ポツリとつぶやいたのは谷山守くんだ。
そしてまた、機械がしゃべり出す。
「センタク者ハ、今カラ1ジカンイナイにボタンをオシテクダサイ」
確か、ボタンの種類は3種類。