人生終了ゲーム センタクシテクダサイ


「ゲームヲカイシシマス」

そして最終ゲームはやって来た。


「シテイのバショにイドウシテクダサイ」


機械の命令と共に

自分の名前の書いてある所に座り俺は拘束される。

するとモニターの電源が付き、

男は言った。


「ルールは先ほどと同じ投票制だ。

ただし、ボタンの種類は

自分の名前が書かれたボタンと

相手の名前が書かれたボタン

の2つ。

押さないことは前回と同様自分をセンタクしたことになる。

名前が被れば殺されるのは被った人一人。

名前が被らなければ死ぬのは2人。

依然、被らない確率の方が高いが

話し合いで決めてもいい。」


男がそういうと画面は白くなった。


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