人生終了ゲーム センタクシテクダサイ


「私、あなたの事恨んでるから」

それだった。


もう関係ないことだと分かっていても

ショックだったらしく

俺の心に突き刺さる。


「真理があなたの事を好きだったの。


だけどあなたに告白されて

すごく迷惑だった。

私は真理を大事にしていたいと思っていたのに

あなたの告白によって私達の仲は悪くなった。


だから、私はあなたの事を恨んでる。」


そうか、そうだったのか……。

彼女はよく美術室にやってくると思ってた。

よく話しかけてくると思っていた。


それが原因だったのか……。

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