人生終了ゲーム センタクシテクダサイ
「片山くん……
ごめんなさい。
私、あなたの絵が大好きだった。
コンテストで優勝したのも
明るい絵を書けるようになったのも
全部あなたのお陰。
あなたの事、好きだった……っ。」
小木はこういう奴だった。
冷淡で誰とも関わろうとしない
それでいて……
本当は淋しがり。
「おい……っ、死ぬ前にそんな事
言うなよな……」
ただ単純に嬉しかった。
小木がそうやって思ってくれたこと。