人生終了ゲーム センタクシテクダサイ
「告白された時も
本当は嬉しかった。
だけど、真理の事考えたら
やっぱりダメだと思って……
あなたから離れたの」
そっか……そうだったのか。
「ゲーム中もあなたが死なないか
気が気じゃなかった……」
「俺もだよ。
お前のこと心配だった。」
離れていても、お互いを思い合っていた。
それが分かって良かった。
「なぁ、小木……。
2人でさ……死のうか」
小木から一筋の涙が零れ頷く。
それを確認すると俺は目をつぶった。
そして
ビーーーーーーーー!!
死がやって来るのを黙って待った。