人生終了ゲーム センタクシテクダサイ
センタクシテクダサイ


ドアを開け、久しぶりに廊下に出ると

外には男が待っていた。


そして


「付いてきなさい」


言われた通り俺たちは男の後に続き

車に乗り込むと1時間くらいした所で下された。


どこかの建物に入って行き、

指定された部屋に入ると後から来た人が

温かい飲み物をおいて部屋を出て行った。


「もうすぐ、生き残ったクラスメートが来るだろう

それまで休んでいなさい」


男はその言葉だけ残すと部屋の中から居なくなった。


「誰かしらね……生き残りって……」


「ああ……」

< 308 / 318 >

この作品をシェア

pagetop