人生終了ゲーム センタクシテクダサイ



片山くんがそうやって言っている途中で、いきなりモニターの電源がついた。

そして、画面にはあの男が現れて


「谷山守、死亡を確認。みんな彼のそばから離れてもらえるか」


クラスのみんなはモニターにうつる男を睨みつけながら離れる。

その瞬間、竹中くんが回収された時と同じように

教室の床がパカっと空き、谷山くんは吸い込まれていった。


「今日までで死亡者4人。君たちの人数は24人になった

さぁ、このゲームが終わるまで頑張ってくれたまえ」


このゲームが終わること。

それは一体、いつになるのだろう?



質問の余地を与える間もなく

ブチっと画面の電源が切れた。


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