人生終了ゲーム センタクシテクダサイ
「すみれ……」
だけど、倒れているすみれちゃんをみて涙をこぼす。
まだ……ちゃんと前みたいな詩織ちゃんは残っていた。
「ごめんね……っ。
ちゃんと幼なじみだって言ってあげられなくて
本当にごめんね。
学校終わって会った時、せっかく一緒のクラスになったのに
一緒にいられないのは寂しいって言ってくれたよね。
あたしもだった。
それなのに、周りの目なんて気にして距離おいてバカだよね……っ。
すみれはいつでも私の事見ててくれたのに……
本当にごめんね。
だからね、あの世に行ったら……
ずっとずっと一緒にいようね」