ふたりのガーディアン
次の日も、また次の日も、私達は朝9時から夕方の5時まで一生懸命働いた。


土日はこんなもんじゃないよって毎日聞かされるから、土日を迎えるのが正直怖い。


ちなみに明日がその土曜日なんだけど…。


一体どうなるんだろう?


私、ちゃんと乗り切れるかな?


一応、助っ人さんが2名増員されるらしい。


私は親が了承してくれたので、蒼甫君のおじさんの家に泊まることにした。


明日は泊まる準備をして来なくっちゃ。





そして、迎えた土曜日。


海水浴場は朝早い時間から、家族連れ、カップル、グループなど、それはもう大賑わいだ。


いつもは誰も座らないような場所にまで、シートやパラソル、テントが置いてある。


これは大変なことになりそう。


材料も、いつもの何倍も多く運び込まれていたし。


今日増員された2名の女性はやっちゃんの同級生らしくて、主に厨房に入ってくれるようだ。


よーし。気合いを入れて、頑張ろうっと!
< 207 / 932 >

この作品をシェア

pagetop