ふたりのガーディアン
私達のクラスは14時に店を閉め、みんな好きな場所へと散らばって行った。
蒼甫君と瀬名君もメイクを落とし、衣装を脱いだ。
「どうする?これから体育館にでも行く?
お笑いライブがあるらしいよ」
瀬名君が髪を整えながら言った。
「んー。俺はパス」
蒼甫君、ちょっと元気がない。
どうしたんだろう…。
やっぱりさっきのヨウヘイさんの言葉のせい?
「優月、ライブ見に行きたかったら、瀬名と行っていいよ。俺は適当にぶらぶらしてるから」
「え…?」
そんな…。
一緒に回ろうって約束してたのに。
「蒼甫。ヨウヘイの事だったら気にするな」
「ふっ、別に気にしてねーよ」
うそだ。
絶対気にしてるのに。
「ごめん。ちょっと俺、行くわ」
そう言って、教室を出て行く蒼甫君。
「ま、待って!蒼甫君」
追いかけようとした直後、瀬名君が私の腕を引いた。
「ひとりにしておいてやろう」
瀬名君の目がきゅっと細くなる。
私は蒼甫君が気になって仕方がなかったけれど、瀬名君の言葉に従った。
蒼甫君と瀬名君もメイクを落とし、衣装を脱いだ。
「どうする?これから体育館にでも行く?
お笑いライブがあるらしいよ」
瀬名君が髪を整えながら言った。
「んー。俺はパス」
蒼甫君、ちょっと元気がない。
どうしたんだろう…。
やっぱりさっきのヨウヘイさんの言葉のせい?
「優月、ライブ見に行きたかったら、瀬名と行っていいよ。俺は適当にぶらぶらしてるから」
「え…?」
そんな…。
一緒に回ろうって約束してたのに。
「蒼甫。ヨウヘイの事だったら気にするな」
「ふっ、別に気にしてねーよ」
うそだ。
絶対気にしてるのに。
「ごめん。ちょっと俺、行くわ」
そう言って、教室を出て行く蒼甫君。
「ま、待って!蒼甫君」
追いかけようとした直後、瀬名君が私の腕を引いた。
「ひとりにしておいてやろう」
瀬名君の目がきゅっと細くなる。
私は蒼甫君が気になって仕方がなかったけれど、瀬名君の言葉に従った。