シュシュ
2.ふんわり彼女とクールな彼
玲子さんにお礼を言い、私は受け付けの椅子に座った。
玲子さんが休憩に入ってる間、
何事もなく済めばいいんだけど・・・
そんなことを思いながら仕事をしていた。
「・・・あの、すみません」
「はい?えっと・・・どちらの方と、アポを?」
私は笑顔で相手に問いかける。
…相手は苦笑いをしながら、
私を指差した。
・・・?
私はキョトンとする。
何で私を指したのか?全く身に覚えのない・・・
「私、西条社長の秘書をしております石坂と申します」
「そうなんですか?…初めまして・・・で?」
用件が見えてこないので、どう返していいかわからず、
変な質問の仕方をしてしまった。
「西条社長から伝言を預かってまいりました」
「・・・はぁ」
首を傾げる私に、石坂さんはクスクスと笑う。
相変わらず何の用なんだか、わかっていないんだなと、
思ってる私の事が可笑しいらしい。
「この紙に書かれた場所に、指定された時間にお越しください」
「…誰がですか?」
「…プッ。…もちろん、貴女ですよ、星野さん」
玲子さんが休憩に入ってる間、
何事もなく済めばいいんだけど・・・
そんなことを思いながら仕事をしていた。
「・・・あの、すみません」
「はい?えっと・・・どちらの方と、アポを?」
私は笑顔で相手に問いかける。
…相手は苦笑いをしながら、
私を指差した。
・・・?
私はキョトンとする。
何で私を指したのか?全く身に覚えのない・・・
「私、西条社長の秘書をしております石坂と申します」
「そうなんですか?…初めまして・・・で?」
用件が見えてこないので、どう返していいかわからず、
変な質問の仕方をしてしまった。
「西条社長から伝言を預かってまいりました」
「・・・はぁ」
首を傾げる私に、石坂さんはクスクスと笑う。
相変わらず何の用なんだか、わかっていないんだなと、
思ってる私の事が可笑しいらしい。
「この紙に書かれた場所に、指定された時間にお越しください」
「…誰がですか?」
「…プッ。…もちろん、貴女ですよ、星野さん」