シュシュ
3.二人の時間
部屋のドアを開け、中に入り、
静かにドアを閉めた途端、私はその場に座り込んでしまった。
だって、全身の力が一気に抜けてしまったから。
不安だらけの中待ち合わせ場所に行った私に、
まさかの告白をした飛鳥さん。
こんな私に一目惚れなんて、信じられなかった。
たった一度、
会っただけで、一目惚れなんてするものなんだろうか?
ろくに人を好きになった事のない私にとっては、
未知の領域だった。
でも、飛鳥さんの話しを聞いてるうちに、
本気だと言う気持ちは伝わってきた。
本当に好きでいてくれるから、友達になろうと言ってくれたんだと思う。
私は飛鳥さんを好きになる事は出来るだろうか?
そんな事は全く分からないけど、
今日二人で一緒に時間を共にして、
安らぎと、楽しさ、そしてドキドキする、
不思議な、でも幸せだと感じる事の出来る時間となった。
…でも、この先、また二人で同じ時間を共有することが
できるのか、それは全く分からない。
彼は、西条株式会社の西条社長。
とても忙しい人。一分、一秒が、彼には大事な時間だろう。
その中に、私が入る余地はあるのだろうか。
それを考えるとなんだかとても寂しく感じた。
静かにドアを閉めた途端、私はその場に座り込んでしまった。
だって、全身の力が一気に抜けてしまったから。
不安だらけの中待ち合わせ場所に行った私に、
まさかの告白をした飛鳥さん。
こんな私に一目惚れなんて、信じられなかった。
たった一度、
会っただけで、一目惚れなんてするものなんだろうか?
ろくに人を好きになった事のない私にとっては、
未知の領域だった。
でも、飛鳥さんの話しを聞いてるうちに、
本気だと言う気持ちは伝わってきた。
本当に好きでいてくれるから、友達になろうと言ってくれたんだと思う。
私は飛鳥さんを好きになる事は出来るだろうか?
そんな事は全く分からないけど、
今日二人で一緒に時間を共にして、
安らぎと、楽しさ、そしてドキドキする、
不思議な、でも幸せだと感じる事の出来る時間となった。
…でも、この先、また二人で同じ時間を共有することが
できるのか、それは全く分からない。
彼は、西条株式会社の西条社長。
とても忙しい人。一分、一秒が、彼には大事な時間だろう。
その中に、私が入る余地はあるのだろうか。
それを考えるとなんだかとても寂しく感じた。