flowergirls library Ⅰ
「それでは此方に名前の記入をお願いします」
はい。
カリカリカリ
できました。
「はい。有り難う御座います。あ、此方のパスケースの中から好きなのをお選び下さい」
机の上には様々な種類のパスケースが並べられていた。
俺はその中から、ヘビ柄の茶色のパスケースを手にとり、彼女に渡した。
「はい。会員カードができました。無くさないようにして下さい」
そして、彼女から会員カードを受け取った。
「只今から貴方は会員ナンバー000。プレミアクラスの会員様です!」
プレミアクラスの会員様?
「宜しくお願いしますね」