大好きな彼に
嘘からの始まり
早くも6年になり、私は由奈とクラスがはなれた。
その代わり、ゆっちゃんと加奈子と同じクラスになった。
5月の席替え、ゆっちゃんのとなりになった。
すぐ、好きになった。
ゆっちゃんの誕生日、前日。
朝から頭がクラクラしていた。
学校に行くが、かなりしんどい。
「頭痛い・・・、ダルいよ」
友達の藤鳴 南(フジナ ミナミ)が私のおでこに手をあて、自分の温度とくらべている。
「ぜったい熱あんで!保健室行きーや」
「面倒やし家帰りたくない」
ゆっちゃんと剛が私を見ている。
「うつすなよー」
剛が私に言った。
私はため息をついていた。
一応、マスクして来てるから大丈夫だと思うけど。
4時間目、英語の時間にかなりだるくなってきた。
隣の友達が心配して先生を呼んでいた。
「佐藤さん朝からしんどそうだったしな、保健室行く?」
「はい・・・」
私は友達につれていかれて、保健室で熱を測ったらかなり熱があった。
荷物を取りに行き、保健室のベッドで寝ていた。
お母さんが来て、お母さんと家に帰って安静にしていた。
復活したのは一週間後。
月日は過ぎて、10月。
ゆっちゃんとは委員会が同じでたまに委員会の話をしたりする。