冬のホットココア






「これでも、罰ゲームだと思う?」


切なそうな、悲しそうな顔で星野くんは言った。


私の顔、今すごく真っ赤だ。




もう、信じてもいいんだよね?

ずっと、言えなかった想いを、今



「ずっとずっと、私も星野くんのことが好きだったよ。だから、わたしを星野くんの彼女にしてください...。」





そう言った瞬間、また星野くんに抱きしめられた。




「やばい、俺めっちゃうれしい。」



私も嬉しいよ。心の中でつぶやいた。







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