ちょこれーとぼーい(♂)
そう言ってももう行っちゃたし
忙しい志麻にぃが
わざわざ来てくれたんだから
…ここは諦めるしか無いか。
「お前はどうするん??。」
愕然としていると志麻にぃが
後ろにいた悠馬に声をかけていた。
この置き手紙の内容だと
悠馬も泊まって良いって
書いてるけど…
流石にそれだと
私が疲労死で死ぬ勢いになりそう。
「泊まる。」
そうそう泊まるよね━━━…。
「えっ!!!!。むっ、無理しなくても…。」
「無理じゃねぇよ。
お前を守るってつってんだろ。」
どうやら悠馬の顔が本気だったので
お得意の嘘ではないみたい。
…って。…守るって何からなの…。
何時までもぐだっている訳には
いかないので腹を括って覚悟をした。
……この3日間何も起きませんように。
と、願いながら私はブーツを脱いで
悠馬に家の中を案内した。