ちょこれーとぼーい(♂)











 pipipipipi━━━…











 「んんん…っ…。」






 カーテンの隙間から

 太陽の光が照らす部屋に


 普段かけている

 目覚まし時計の音とは違う

 聞き覚えのない音が

 重たい瞼を開かせる。






 ぼやけている視界の中、

 目の前に謎の黒い物体が

 芋虫みたいな動きをしていた。



 完全に起きてない状態なので

 私は気にしないで目を擦る。



 鳴っていた音が止まり

 再び私に眠りが襲いかかる。







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