ちょこれーとぼーい(♂)









 「………何。」





 う、うわ。

 あまりにもじっと見すぎて

 高嶺くんに見られてるとこを

 見つかってしまった。



 でも、これは免疫をつける

 良いチャンスじゃない…?!。







 「……と、と、友達と食べ…
  …にゃ……ないのかな……って。」
 
 



 動揺してるのか言葉は噛み噛みだった。


 お茶を入れてる志麻にぃの肩は

 ぷるぷると震えて笑いを堪えている。



 これでも勇気を振り絞った方。

 自分の動揺っぷりに動揺してまうが


 それを笑うなんて…酷い。志麻にぃ。







 「……別にいいだろ。」




 で、ですよねぇ~…。


 どんなに人気者でも

 ご飯食べてる時ぐらい静かに

 食べたいですよねぇ…。




 「……でさ、」


 「ひゃいっ。」

 「お前っていつも覗いてるよな。」

 「…………。」








 「はっきり言ってきもい。」









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