アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
深夜の部屋…
どこから出てしまうのか、私の甘い声とベッドの軋む音が響く
「…っぁ…わた…るぅ…」
何度も航を確かめたくて、航を呼ぶ
すると
必ず、繋いでる手をギュッと握り
私の名前を呼んでくれる
お互いに一気に上りつめたすぐに
航が私を引き寄せた
「…え?」
息をきらしながら、目を開いて航を見た
「もっとだ…
彩月…もっと、お前が欲しい…」
そんなふうに言われてしまい
また、頬が赤くなる
でも、両手で掴み優しいキスが落とされた
キスをされながら、航の手は私の感じる部分を再び攻め始めた
「…やぁっ…航…ヤメ…っ」
動く航の手に自分の手を重ねるけど、力が入らない
「ヤメても…いいのか…?」
ううん…違う…ヤメてなんてほしくない…
私も、航をもっと感じたい…
航の下で腕を掴みフルフルと頭を振る
淫らだと思われるかもしれない
だけど
私は、もっと航に愛されたい、感じたいと
素直な気持ちだった
航…
もっと愛して…