アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
―――― 翌日
私は、ベッドから起きられないでいた気力がない…
タキさんが、度々、様子を見に来てくれるけど、
無理やりベッドの中で笑顔で答えるだけ…
このまま…消えてなくなりたい…
そう思うくらい心が弱くなってしまってる…
今が、午前なのか、午後なのか
遮光カーテンがぴっちり閉まってるからわからない…
そんな、ぼぉーっとした頭でも
リビングがなにか、ざわついていることだけわかる
それが…
まさか…
私を救ってくれる人が訪れていたなんて思いもしなかった