アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
航が、部屋のカギを開けて、ドアを開けた

私の背中に手をやり、

部屋の中へと促す


え?

何ここ?

入った玄関の床は、大理石だし、

廊下を辿っていくと、

広いリビング、そして、

独立したキッチン

どれくらいの広さと聞かれても、

私のアパートの部屋よりも、

何倍も広い、広さとかしか答えようがない…


「ねぇ? 航、いいかげん、教えてよ

ココって、誰のマンションなの?」


私の後ろにいる航の方を向き、問いかけた


「気に入ったか?」

私の肩に手をやり、得意そうに微笑む

「彩月、今日からココに俺と住むぞ!

お前のアパートの荷物は、
来週の週末、運ぶからなっ」

住む?!

は?

「えっ?! えぇぇぇぇぇーーーーーっ!」

私と、航が?!

突然のコトに開いた口が塞がらない私に

「なんだ? イヤか?」

航が、私の腰に両手を絡め
航の腕の中に、
包まれた

「う、ううん…
そうじゃ…なくて…
突然だから、ビックリしただけ…」

ホント…

今日の航には、驚かされてばかり…

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