アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
♯流されて…?
藤井くんとの約束の日、
緊張していたのか、早起きしてしまった。
いつもならもっと寝てるのに…
寝室のカーテンを開けると、思いっきりイイ天気だわ。
藤井くんが、仕事を終えるのは夕方だろうと踏んだ私は、
こんな快晴、逃すものかと、
大モノの洗濯、部屋の掃除、いつでも食べられるように冷凍できるような簡単なお惣菜を作ることを決めた。
一人暮らしだと、ついつい、お掃除とか、サボっちゃうのよねぇー
食べることに関しては、私は結構気を使って、自炊を心がけてて、作るのも嫌いじゃないから、いいんだけど、お掃除は、結構ニガ手なのよ、こうゆう時に、一気にやらないとね。
足のキズも少しずつ痛みは取れてるし、
腕も無理しなきゃ大丈夫みたいだしね
よしっ!
洗濯モノを洗濯機に放り込み、掃除機をかけ
散らかった雑誌類や細々したものを片付け始めると
ピンポーン♪
ん?こんな朝早くから、誰だろう?
インターホンの受話器をとり、確認しようとすると、
『先ぱーい、私ですー、おはよーございまぁす』
「千夏?!」
なんだろう…なにか緊急なことかな…
すぐさま、受話器を下ろし、玄関のドアを開けた。