アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
♯事実と現実
昼休み――――――
3階の休憩室で、給食センターから取っているお弁当を食べながら、
千夏に、根掘り葉堀り聞かれた
休憩時間が他の社員の子たちとズレてるので、
ここには千夏と二人きり…
助かった。
「で、先輩、どうするんですか?」
「どうするって…わかんないから千夏の知恵を借りようと思って、
全て話したんじゃない」
お弁当のご飯を突きながら千夏の顔を見た。
マジ
助けて欲しいよ、千夏っちゃん…
「うーん…じゃあ、じゃあ
藤井くんとの身体の相性どうでした?感じました?」
か、感じたかって…直球だなぁ…
「う~
正直に言うとね、スルの…3年ぶりだったから
めっちゃ、緊張しちゃった…
だけどぉ…
キモチ…良かったのは…確か…かな…」
あ~やだやだ…
私ったら、言いながら思い出しちゃって顔が赤くなっちゃう…
も~恥ずかしいなぁ
「ぷっ!先輩ってばっ!処女みたいですよ
ぷぷっ…でも、なんか可愛いですよ」
いや、千夏ちゃん、
あなた、大笑いしたいのガマンしてるのバレバレよぅ
「じゃぁ、もう少し様子見ましょう
まだ2人に返事してないんですし
幼馴染みの彼と今度は、ちゃんとHシて
どっちが先輩の身体にピッタリ合うか考えましょ」
って…
様子を見るの?
ちゃんとHして…って!
航ともう一回するの?
ピッタリとかって?
どうやって、比べるのっ?
いいの?
こんなあやふやなままで…?
「大丈夫ですよ、先輩 悪いコトしてるワケじゃないんですから
たまたま、重なっちゃったんですから…
同時期に2人もHしたって、人生長いんですからこんな時期もあります、って」
千夏の言葉に、少し?はあるけど…
「わかった…そうする、様子みる」
私は千夏に向かって言った。
そのすぐ後に私は衝撃の事実を知ることになる…